人手が厚いので、ワーカーの手伝いというより、壁新聞用の撮影専門員。
トイレ介助は代われるけど、促しの声掛けのタイミングはわからない。
もうなるべくステーションに入らないようにしているから、ケースも日誌も見ていないし。
有志さんによる踊りがあった。
バイトでイベント撮影をしているからか、妙に真剣に撮っちゃってる自分に苦笑。
新しく入ったワーカーさんに、写真が趣味だという人が居るとかで、その人も撮ってくれてた。
・・・だんだん不要になるな。でもその方がいいんだろうな。
2004/09/18
特養の行事
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今年は、2階から5階まで合同で行うとの事で、所長やら副所長やらも列席しての大賑わいとなった。
3階に広いベランダみたいな場所がある。そこへ水を打ち、弧を描いてバケツやイスを用意する。
市販の打ち上げ花火を地面(床?)中央に並べたり柵に取り付けたり担当ワーカー大忙し。
柵下の駐車場に車を停めているワーカーは「火種が飛ぶだろおい」と気が気じゃない様子(笑)
全館上げてのイベントなので、夕食を早めにすることも可能、各階から来るのでワーカーの動員数も多い。普段は殆ど他階との交流が無い為、新鮮。
18時ごろから、入居者の集合を待ちながら夕暮れをバックにわが5階の歌姫、元演歌歌手のワーカーが歌を披露。生歌だってのが理解されたかは不明だが、麻の着物を粋に着こなした姿は、それだけで雰囲気抜群効果絶大。
ぼちぼち入居者が集まりだしたところで、盆踊りのテープを流す。曲は勿論「炭坑節」と「東京音頭」。
踊りなんて合ってなくたって良いんだ。曲とずれてたって誰も気にしない。ワーカーとつないだ手を揺らしながら歩いてるだけだって、それじゃフォークダンスだろって身振りだって、手拍子打ってるだけだって、夏に踊れば盆踊りだもの。
動く部分で楽しんでもらえれば良い。
太鼓の打ち手が変わった。重度痴呆棟の入居者らしい。楽しそうとは到底思えない無表情で実に淡々と叩いているんだが、撥の持ち方、リズムは素人離れしている。昔は打ち手だったのかもしれないなぁ。
日が落ちてきて、手持ち花火が回される。
花火を縦に持って覗いちゃう人、「危ないから」とかなり離れたところで両手に持つ人、隣の人に見せてあげようと火を向けちゃう人、煙を追いかける人。
歓声が揚がる、笑顔が溢れる。
楽しそうな人ばかりじゃないけど、外の空気を吸うだけでだって多少は季節を感じてもらえたと思いたい。
水分補給も大事。飲める入居者にはビールも出た。「勤務外時間だもんねー」とサービス残業組ワーカーも飲む。いつもは水分が進まない入居者に、雰囲気で飲ませる絶好のチャンス。
さて。噴き上げ花火の出番。
一つ一つは小さいけど、すっかり暗くなった空にはよく映えた。
かなりの炸裂音がするものもあり、建物内に残っている入居者への影響も懸念されたが、そこはワーカーのフォローに委ねたい。
火の粉が足へ飛んだトラブルが一件あったが、総勢100人近くが終結した夏の一夜は1/4尺玉の打ち上げを持って大きな事故も無く20時にお開き。
このままワーカーは夜勤者と合流して就寝介助に奔走することとなる。
来年は施設5周年。
今回で様子を掴んだ管理側は、「地域の方も呼んで、夏祭り自体を全館で行いたい」とかノタマッテオラレル。
…ボランティアの確保や、ワーカーの残業代は企画に入ってるんだろうなおい。
2004/08/13
特養の行事
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夏祭写真の残りをプリントがてら、8月分の歌詞表書きに行ってきた
・
銀座カンカン娘♪あの娘かわいやカンカン娘〜
個人的に、映画共々大好きな曲。(
gooの映画紹介)
「映画は見たこと無いけど、知ってる」入居者は多い。
・
虫のこえ♪あれ松虫が鳴いている〜(
歌詞と曲)
秋の準備か。セミの声の歌ってのはあんまり聞かないもんな。
この歌で、鳴き方と虫の名前を覚えたっけ。
・
かもめの水兵さん♪かもめの水兵さん 並んだ水平さん(
歌詞と曲)
海を感じさせる。
手振りでも付けるのかな。楽器使うのかな。
・
埴生の宿(はにゅうのやど)
♪埴生の宿も わが宿(
歌詞と曲)
失礼ながら、知らなかった。
入居者に聞くと殆ど歌え、パートさんの中には学校で習った方も。
春と秋を基に、清貧で静かな暮らしが短歌のように綴られる。噛み締めると奥深い曲。
・
炭坑節♪月が出た出た〜(
歌詞と曲)
・
東京音頭♪ハァー 踊り踊るなら〜(
歌詞)
当地域盆踊りの定番。入居者にも受けが良い。
どっちも踊れるぞ。
にしても、炭坑節が地域差というのか、資料によって歌詞にカナリ差があるのを知って驚いた。歌の順番も違ったりする。
入居者に歌ってもらったり、聞いたりして、妥当な線を探った。結果、「盆踊りの時に流れるテープの歌詞」になった気がする。
そういやそうだよな。耳慣れてるわけだし。
・
夕焼け小焼け・
ふるさと入居者の受けが良いのだろうか。単に歌いやすいからか。季節感に関り無く使われる曲だな。
歌詞と曲は、
ごんべ007の雑学村さんより。
2004/08/02
特養の行事
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縁日形式。
エントランスとディルームを二つ使って、色んなブースを設ける。綿菓子とかカキ氷とか。
今年は、地域の方々がボランティアとしてブースを担当してくださるとの事。
なんと素人ながら蕎麦打ちまで有り、打ちたて茹でたてが振舞われる。
開始は14時からとゆっくりな為、午前中は準備に当てられる。ワーカー達は仕込みや準備におおわらわ。自分は のほほん とカメラ片手にうろうろ。今回も5000円の大枚をはたいて職場からデジカメを借りてきた。
昼食終了から、音楽を流したり法被を着たりして、徐々に雰囲気を盛り上げていく。
自立歩行が可能な入居者は減ってきたけれど、入居者の浴衣姿は増えた。
普段は無気力だったり寝たきりだったりするにも拘らず、自ら「着る」と意欲を見せる入居者も。着付けが出来るワーカーは、あっちこっちで引っ張り凧だ。もちろんワーカーの浴衣率も高い。
着物を持っていない入居者には、入居者の箪笥の肥やしになっている浴衣がお役に立った。
帯が足りず、毛織の帯なんか締めちゃってるのも御愛嬌。
この施設は異動が多く、こっちのワーカーも各階に散らばってきたし、他階のワーカーもこっちに入ってきてるしで、自然に各階交流が生まれているらしい。
それもあってか、今回は他の階からの参加者多数。そっちの方が多いくらいだ。
脳梗塞を起こして以降、食事が全介助の入居者や、嚥下困難や摂取意欲低下で食事もペーストの入居者が、綿飴やビールを自分から食うわ飲むわ。
もちろん、ガッチリ一対一でワーカーが付いているから不安は少ないが、看護師は2名とも出勤してフロアを回っている。
良い笑顔。いつもより大きな声。多い口数。ワーカーを緊張させる少々高すぎるテンション。
見た事も無い人が一気になだれ込んだ為に不穏が爆発する入居者がいる一方、他階の入居者と、お互い旧知の知り合いのように談笑する入居者も居る。痴呆棟ならではの風景。
「客」を優先に写真を撮ったもんだから、プリントしたら自分とこの階の入居者が殆ど居なかった。というよりも、どうも参加入居者自体が今までより少なかったらしい。
レベル低下も原因の一つだろうけど、客で混み過ぎたってもあるんじゃないかなぁ。
誰が何階の人かが判らないので、他階から来たワーカーに見分けてもらい、該当階に配布した。
午後からの大きな行事ってのは初めてで、入居者の疲れが心配されたけど、その後にやった当階オンリーの盆踊り(ディサービスのフロアを借りた)の方が出席率が良く。(まぁ、自発的参加ってより車イスで誘導されてきたから。ってのもあるんだけど)
ダンボールを台形に積み上げ、紅白幕を巻きつけたやぐらを中心に、地域の踊会の人たちが華やかに盛り上げてくれた。
実際踊るよりは見てる割合が高かったけれど、曲に合わせて体をゆらしたり、座ったまま手だけで踊ったり、太鼓の音に聞き入ったり、それぞれなりの楽しみ方をして下さった様だ。
雰囲気を把握しかね、当惑気味の車椅子組が、輪の中に引っ張り出されて一緒に回っている内になんとなく手が動いたり笑顔が出たりするのが嬉しかった。
欲を言えば、(ボラさん達が踊りたいんだろうけれども、)全く知らない曲が殆どのメドレーをやるより、聞き慣れた炭坑節と東京音頭だけを繰り返しやって下さった方が参加しやすかったんじゃないかなぁと思ってみたり。
2004/07/31
特養の行事
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例によって例のごとく撮影に行く。
今年はカレーを作るらしい。
材料を切ったりなんだりは、前日までにしてあって、入居者が参加している場面の写真は殆ど撮れなかった。
午前中一杯かけて煮込み、地域からのお裾分けだという枝豆を茹でた。
カレーだけじゃ寂しいってんで、バナナが付いた。
フロア内唯一のカレー嫌いA氏は少々不満気味だったが、ホームの行事食である散らし寿司モドキのおじやがまぁまぁも出来だったとかで、ご機嫌斜めまでには至らなかった。
午後は短冊書き。
ユニットによっては事前に書いた所もあった。「調子の良い時」「書ける時」に書かないと、不穏の元になる。
いきなり色和紙を目の前に出され、それを七夕の短冊と認識し、願い事を書く。という高度な技がこなせる入居者は48人中に数えるほどしか居ない。
紙とペンは持てるが、文字が書けなくなっている入居者のなんと増えた事か。
名前だけなら書ける。カタカナならなんとかなる。見本を用意してあれば写せる。書きたい文字が正確に書けない。等々、レベルは様々。
我々が、突然毛筆と硯を、もしくは触ったことも無いキーボードを持ってこられて、さぁ書けやれ書けと言われるのに似ているのではないかと思う。
日常の中に文字を書くという機会が無いのだから、無理も無いよな。
竹飾りは、時間のある時にワーカーと入居者があれこれ作ったものだろうが、どう見てもワーカー作の割合が増えている。
新しいワーカーが増え、勤務制度が変わり、時間的余裕が無くなった事が一目瞭然だ。
大半の入居者の短冊は、ワーカーの代筆。
個人的には、ムリに短冊を揃えるより、折り紙でも紙繋ぎでも何でも良いから「本人の物」が欲しいなぁと思うんだが、それがどんなに困難かってことは判るつもりだ。
短冊を竹に付けるのも、ワーカーが代行してしまうユニットが殆ど。
入居者各位は昼寝やテレビ、徘徊に忙しい。
おやつ時に、七夕の歌を歌う。
テープを流すんだが、最初から声なんて聞こえない。何回も掛ける。ひたすら繰り替えす。
痴呆度の低い入居者から「しつこい」とクレームが出始める頃になると、やっと「つられて歌い出す」入居者が出てくるというバラつきの中、ホームから出たおやつは“金箔付きワインゼリー”それも香料バリバリ。
…。あのなぁ、どうしてワインなんだよ。年寄りなんだよ?せめて梅酒にしようよ。まぁ、文句言うならこっちで作りゃぁ良いんですけど。等、ワーカーと愚痴る。
なにやら今ひとつ盛り上がりに欠けるまま、行事終了。
自分はといえば、今の職場から5000円(がめついよな)で借りたデジカメセットで「短冊とワタシ」なんてのを撮り、撮ったそばからホームのプリンタで即時写真状に作成。「今撮った写真である」事が把握可能な入居者に配って歩いた。
「はいよ。カレーを食べる○○さん」「これだーれだ」なんて。
「もう出来ちゃったの」「早いネェ」
その言葉が、こんなに嬉しかった事は無かった。
聞けば、課長も異動だとか。おいおい変わってからまだ1年経ってないだろ。毎回の事だが、ここの人事は滅茶苦茶だ。
来年の七夕。自分はここに来るだろうか。来られるだろうか。
おそらく顔を知ったワーカーは大方居なくなっているだろう。「グループホーム」としての存続が危うい現状も鑑み、体制は激動しているはずだ。
もう来られないだろうな。ってのを漠然と感じる。寂しい。
2004/07/07
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